コラム
2019/09/09
ワークライフバランスはまちの「機能性」
ワークライフバランスNO1シティーに選ばれたヘルシンキに関する記事をideas for goodさんで書かせていただきました(こちら)
「ヘルシンキは健康的な都市生活のためにできる限りいい条件を提供することをめざしている。
私たちのビジョンはヘルシンキを世界で一番機能的なまちにすること」とヘルシンキ市長ヴァン・バパボーリさん。
ワークライフバランスというと、まさに読んで字のごとく、仕事と生活のバランス、個人の生活の質の話に終始しがちな気がするのですが、まちの「機能性」としてとらえていることが新鮮でした。
このあたりの根本的な捉え方が違いを生み出しているような気がします。
来年からはさらに、勤務時間の半分はどこで、いつ働くか、選択できるようになるそうです。これには働きすぎてしまうかもしれないという課題もあるそうですが、いずれにしてもまちの「機能性」を高めるチャレンジを果敢にしているヘルシンキに学ぶことはたくさんありそうです。
写真は筆者がシドニーの週末マーケットで撮影したもの。地域の手作りフードや雑貨が並ぶ。地元ミュージシャンのギターを聴きながら芝生でごろんとしているだけで楽しい。