コラム
2020/06/10
エシカル商品紹介チャレンジ ご参加ありがとうございました!
5月の消費者月間に合わせて、身の回りにあるエシカル商品を3日間紹介する「エシカル商品チャレンジ」をお願いしたところ、6月10日時点で120以上(#の関係でうまくカウントできていないものもあるかもしれません)の商品をご紹介いただきました! ご参加、ありがとうございました。
言い出しっぺなので、私自身は31日間、毎日商品を紹介してみました。
外出自粛期間中なので新たに買うことは少なく、紹介商品は家にすでにあるもの、いつも買い物に行くスーパーで変えるもの、に限られましたが、意外とエシカルなものはあるのかもしれない、と気づかされました。
一つは見方によってはエシカルかもしれない、というケース。例えば鉄のフライパン。鉄のフライパン自体は鉱物でつくられたものですし、制作した工場が環境配慮をしているといったわけでもないのですが、昨今、広がっているテフロンのフライパンと比較すれば長く使えて、しかも化学物質(テフロンはフッ素を塗布してある)を摂取する心配もありません。同様に、銅製の台所屑入れや職人さんがつくられたおろし器といったものをあげておられる、私も多いに共感しました。
二つ目は、エシカルと思って買っていなかったのですが、なんらかの取り組みが進んでいたケース。私が紹介したリプトンのアップルティーは単に味で選んでいたのですが、よくみるとレインフォレスト・アライアンスの認証がついていました。おそらく、エシカルなものは滅多に買わない、という方も知らず知らずのうちに買っていることがあるのではないかと思います。
後半はさすがに、エシカルなものがないか、家の中をしょっちゅう眺めるハメになりましたが(笑)。家の中を眺めているど、何度みてもエシカルな商品がないエリアもありました。靴、家具、食器あたりです。今後、このあたりのものを買う機会があれば工夫をしてみたいと思います。
今回、投稿された商品紹介はそれぞれに個性や想いがあふれていることも印象的でした。
「売る側」からの投稿とは一味違った、エシカルな側面への熱い共感、それぞれの暮らしに商品がなじんでいる様子に心が温まりました。
エシカル商品チャレンジをやってみた理由は、おうち時間を利用して、少しでも多くの人に「あ、これもエシカル商品なんだ」と気づいてもらい、消費者である私たちの側から少しでもエシカルの輪を広げていければ、と思ったからでした。
どんなに企業がエシカルな商品をつくったとしても、私たち消費者が買わなければ前へ進みません。その意味では120以上のエシカル商品を、SNSを通じて少しでも多くのみなさんに知っていただける機会になっていれば幸いです。
消費者月間は終わりましたが、ぜひこれからもエシカル商品との出会い、#meetethicalを続けていただければ、と思います。私もまた、これは!と思うエシカル商品に出会ったらご紹介します。
改めまして、ご協力ありがとうございました! またぜひやってみたご感想などもお聞かせください。
最後に、全てではありませんが、私の紹介した商品を含め#meetethicalをつけて投稿されていた商品を動画でご紹介します。