コラム
2020/04/20
ファッションのあり方について考えるきっかけに ファッションレボリューションウィークスタート!
今年もファッションレボリューションウィーク(4月20日から4月26日)がやってきました。
これは、2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカ近郊にある「ラナ・プラザ」ビルが崩壊し、1,100名以上もの衣料労働者が亡くなった事故を機に、「服のあり方」について考え、ファッションをよりサステナブルなものに変えていこうというキャンペーンです。
この事故を機に、多くの人が私たちの服がつくられている背景にある問題--低い労働賃金、過酷な労働環境、組合の結成など労働者の権利が認められない環境があること--に気づかされました。服は人権・労働問題だけではなく、環境にも大きな負荷をかけています(詳しくはこちら)。また、毛皮の使用などアニマルウェルフェアの観点から問題のあるものもあります。
ファッションは個性を表現できたり、気持ちを明るくしてくれたり、やる気にさせてくれたり、私たちを楽しませてくれるものですが、それが誰かの命を奪ったり、暮らしの質を下げたりするようなものであってほしいとは誰も思わないはず。
ぜひこのファッションレボリューションを機に、服のことをもっと知ったり、考えたりする機会にしましょう!
キャンペーンサイトはこちら
キャンペーンへの参加方法
毎年、#whomademyclothes (誰が私の服をつくっているの?)というハッシュタグをつけたSNSの投稿を呼びかけがされていますが、今年は新型コロナ感染拡大の影響も踏まえ、日本では独自に #thanksformakingmyclothes (私の服をつくってくれてありがとう)というハッシュタグもつけようと呼びかけています。
投稿方法はこちら。エシカルな服の選択が増えることを願って、SNS投稿、してみませんか。
(投稿方法)
自分の1番好きなブランドの洋服やアイテムを身につけた写真に
#thanksformakingmyclothes
#素敵な洋服をありがとう
#whomademyclothes
の3つハッシュタグと
その洋服のブランドの@アカウント
@fashionrevolutionjapan
の2つのアカウントのタグ付けをして投稿してください。
2020/04/06
「Re:SETO」脱プラ特集 公開のお知らせ 節約にもなるエコなお茶の飲み方とは...
以前に、岡山放送さんの“環境情報バラエティ”番組「Re:SETO」の収録のお手伝いを、環境市民としてさせていただいたことをご紹介しましたが(リンク)、収録動画が公開されたのでご紹介いたします。
“環境情報バラエティ”番組「Re:SETO」とは
岡山・香川が面する瀬戸内海がいつまでも美しく、豊かな海であるために、次世代を担う子どもたちに、楽しみながら瀬戸内海の環境について考えてもらうための“環境情報バラエティ”番組「Re:SETO」。
<番組のご紹介はこちら>
節約にもなるエコなお茶の飲み方とは...
2回目の番組で「(ペットボトルではなく)茶葉でお茶を入れるのは経済的でもある」とコメントしているのですがその根拠はこちら。缶やペットボトル、茶葉などそれぞれの飲み方で飲んだ場合、お湯呑み1杯あたりに換算するとどれぐらいのコストに」なっているのか、そしてごみは何がでるかをまとめたもの。
よく飲まれる500mlペットボトルと比較すると有機の!茶葉で飲んだときの2倍以上のコストがかかっています。それだけ高い買い物をしてごみも出している...ということになります。逆に、500mlペットボトルとお湯呑み1杯あたりのコストを同じぐらいの茶葉を選んでもOK!とすると、なんと50gで1400円するほどの高級茶葉を買えることになります!
つまり、茶葉でお茶を飲むことは節約にもなり、しかも環境負荷も下げることができる!ということなんです。
外でどうしても喉が渇いたときには仕方ありませんが、家や職場で飲むときにはお気に入りの茶葉で美味しいお茶を飲みたいものですね!